変な洋楽の邦題ベストテン

変な洋楽の邦題ベストテン

名曲なのに変な邦題

「ビートルズがやって来る!ヤァ!ヤァ!ヤァ!」とは、同名の映画のテーマ曲であり、ビートルズの7枚目のシングルである。簡単にいえば「突然ガバチョ!」で流れていたあの曲である。

少し恥ずかしげなタイトルだが、原題はどうなっているかと思ったら、「ハード・デイズ・ナイト(A Hard Day’s Night)」と、至って普通だ。

という風に、何故か変になってしまった洋楽のタイトルというのはたくさんある。ちなみに、「ビートルズがやって来るる!ヤァ!ヤァ!ヤァ!」の邦題(元の映画の)をつけたのは、当時、日本ユナイト映画の社員だった、あの怪作「シベリア超特急」で知られる映画評論家の水野晴郎が名付けたのだとか。

他にも変な邦題のついた洋楽は沢山ある。では、独断と偏見で選んだベストテンをどうぞ。

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第10位 コステロ音頭

私の大好きなミュージシャンのひとり、ご存知エルヴィス・コステロの曲で、原題は「World And His Wife」。初めて見た時はこのタイトルに目を疑った。この邦題は内容というより聴いた感じからつけたと思われ、確かに音頭っぽいのであるが、だからと言って何で「コステロ音頭」なんだよ。コステロのテーマ曲かよ。どんな振り付けなんだよ。それでなんとこの邦題はピーター・バラカンがつけたらしい。何やってんだよ。
コステロはほかにも「Goon Squad」が「暴力団」(これは直訳なので正しいといっちゃ正しいんだけどね。)というものもあり、なかなか苦難の道を歩まされているようだ。

第9位 「今夜は」シリーズ

これは「今夜はビート・イット」に代表される困った時の「今夜をつけろ」シリーズの各曲である。
マイケル・ジャクソン 「beat it」→「今夜はビート・イット」これは有名ですよね。「今夜は」いらんやろ。
フロー・ライダー 「Low」→「今夜はロウ☆ロウ☆ロウ」☆までついちゃった。つのだ☆ひろかよ。ちなみに最初はつのだ★ひろだったのが、黒星で縁起が悪いから☆にしたらしい。どうでもいいわ。
インスタント・ファンク 「I Got My Mind Made Up」→「今夜のあいつはセクシー・チャンス」今夜どころの話やないわ。どんなチャンスやねん。
他にも「恋の」「涙の」などのシリーズがある。

第8位 ウキウキ・ウェイク・ミー・アップ

ジョジョ第二部の「大砂嵐」じゃなくて「神砂嵐」のワムウの由来となった、ワムの大ヒットシングル。私の高校生時代に流行りに流行った。この邦題は酷いというより「ダサい」系に属し、この曲はその頂点といっていいもの。だいたい、原題で一番印象に残るGo-Goの部分を取ってしまう勇気は凄い。

第7位 いまは納豆はいらない

ここで酷い邦題の本家本元、フランク・ザッパ師匠の登場だ。と言ってもザッパ師匠が付けてる訳じゃないけどね。さて、この曲の原題は「No Not Now」もうお分かりですね?そう、空耳を交えた直訳というか、まあ遊んでますね。「No 納豆 Now」から「納豆はもういらない」と。他には「I Come From Nowhere」が「ア、いかん、風呂むせて脳わやや」というのもある。いやあ、誰がやってるのかいい仕事ですね。私もやりたい。

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第6位 ハエ・ハエ・カ・カ・カ・ザッパ・パ!

もう、無茶苦茶である。しかし「The Man From Utopia」のタイトルがなぜ「ハエ・ハエ・カ・カ・カ・ザッパ・パ」という邦題になったのか?それを知る年代の者にとっては、元ネタはすぐわかるだろう。そう、このアルバムが発売された1983年の2年前に流行ったキンチョールのCM「ハエ・ハエ・カ・カ・カ・キンチョール」からきているのである。だったらいいのかというとアカンのだろうが、つけてしまったのは仕方ない。また、ジャケットはハエ退治をする男の絵なので、全く関係無い訳でもない。しかし、このアルバムの話をする時、人は何と呼ぶのだろう。

第5位 ギラギラ太陽マークの特上ハム

これ、誰の曲だと思いますか?なんと、エルトン・ジョンのアルバム「Caribou(カリブ)」(屈指の名曲、僕の瞳に小さな太陽「Don’t let the sun go down on me」が収録されている。)の中のナンバー、「Solar Prestige a Gammon」の邦題だ。作詞は、もちろん盟友バーニー・トーピンだが、何を言ってるのかよく分からないなどと揶揄されている事に対して、ワザと意味のない歌詞をつけたらしい。それにしても。ハム。しかも特上かよ。

第4位 淫力魔人

ストゥージーズ(Iggy Pop & The Stooges)の名作アルバム「Raw Power」の邦題がこれ。そのまま訳せば「実力」となるらしいが、誰が名付けた「淫力魔人」。つけた本人も驚いているのでは?どっから出てきたのか分からん。しかし、何故かカッコいい。となると、酷くなくて寧ろグー?ただ、言葉だけ聞くとベタベタに濡れた美輪明宏が出てきそうだ。やっぱりカッコイイ?!

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第3位 恋はメキ・メキ

これは結構流行りました。そう、Tom Jonesの「If I only knew」です。これはもう有名ですが、サビの「make you make you love me, to make you make you love me」のmake you make youがメキメキに聴こえるということでみうらじゅんが命名したという。日本盤のシングルジャケットも、みうらじゅんのイラスト付きだ。
1970年代にはセックスシンボル的な人気を得たトム・ジョーンズの復活を祝うヒット作が、邦題の面白さに負けてしまった感のあるところが残念!

第2位 黄色い雪の下にはウンコがあるから食べちゃだめ

またまたザッパ師匠です。原題は「Don’t Eat The Yellow Snow」であって、ウンコのかけらも無いのですが、どこから出てきたのでしょうか。ただ、歌詞を見るとそう言うことを言ってるらしいので、酷い邦題というよりは、歌詞そのものが酷いようだ。ちなみに曲のほうはヒットしたようで、そこは流石ザッパ師匠の面目躍如といったところ。しかし、この人、多分才能あるんだろうが、ちゃんとしてたら凄い評価となっているのか、ちゃんとしてないからこんな事ができるのか、どっちなんだろね。

第1位 イボイボ尿道声明

最早、何を言ってもしょうがないくらいの題名。これが1位かよ。まあ、carcass(カーカス)なので仕方ないのですが。この曲はデビューアルバム「腐乱死臭」。アマゾンのレビューも凄いことになってます。(評価は4.0だけど。)
ジャケットは見ない方がいいし(グロ)、曲も聞いても良く分かりません。邦題が酷いと楽しむだけで十分です。ちなみに原題「Manifestation of Verrucose Urethra」ですが、もう、意味なんかどうでもいいですね。